こんなはずじゃなかった
ある朝起きるとそこにはいつもと同じ日常が流れていたけど、もうお昼の14時。
冬だと朝は寒くて起きれない。でもお昼なんてもう暖かい。
冬眠してたのかな。まあ、いいか、、
と思ってベッドを出て即席のものを口にする。
そして携帯を触っていたら、あれ?もう16時!
バイトだバイトだ。もうこれ以上遅れられない。
さっきまでののんびり具合は何処に行ったのか、
バタバタバタバタ。どんがらがっしゃん。
家の中が一気に騒がしくなる。
メイクも5分で済ませ、髪の毛なんて結ぶだけ、
ヘアアイロンは机に置いて。
毛布なんて片付けない。ついでに昼食べたものも。
そしてとりあえず明日なんて気にせずに
今日を乗り越えられたらいいや、って
ただそんな気持ちでバイトをこなす。
「先生、大学生って楽しいよね?」
私はこの純粋な問いに答えることが出来なかった。
とりあえず進むところだけ進めて、今後の授業が暇なにならないようにまんべんなく進んで。
生徒に教えるための計算用紙に少し落書きしてみたりして。授業後はべらべらと話してひと段落してから家路につく。
家に帰るとご飯がある。母が作ってくれたご飯。
あんなにちらけて家を出たのに、何故か片付いている。
母はよくリビングで寝ている。
お酒の弱い母だが、今日は台所に空になったほろよいが置いてあった。母の顔が少し赤い気がする。
お酒を飲んで、リフレッシュしないとやっていけない現実があるのかな。
少し、考えてしまった。
もう大学生になってからはじめの1年間が終わる。
あれ?
こんなはずだっけ。私の大学生活。
充実したものにする!とか
キラキラしていた目をしていたのも私。
今の濁った目をしているのも私。
母にいまだに迷惑をかけまくっているのも私。
また、だらだとした毎日が今日も流れていく。
今日は何か変えてみよう。
そうしたら、1年後には、大きな変化があるのかな。
そんなことを言い続けて2ヶ月ほど経ったけど
私は変に完璧主義だから何も変えられていない。
本当に子どもみたいな目標を立ててやろう。
馬鹿みたいな目標。
無理してエネルギッシュになる必要なんて
周りに合わせて将来への期待をもつ必要なんて
何も無いからなあ。
···············とりあえず、今の昼夜逆転生活から抜け出さなきゃ。··········おやすみなさい。
2019.2.23 からだすこやか茶︎︎︎︎︎☺︎
(そういえばお久しぶりになってしまいました。ごめんなさいね。)
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だらだらと、朝が来るのを待ってるけど
そんな時にふと浮かんできてしまう「君」。
そして考えすぎちゃう。
主人公からしたら絶対つらいけど
可愛いなあ、主人公。と思っちゃうね。